2009年06月29日

718号@鶏が鴨を・・・ A6月の畑の子

畑情報
 2009年も半分が過ぎてしまいました。
これから始まる暑い夏が後半のスタートです。
先週は梅雨の中休みというよりも、梅雨明けを思わせるような暑い日が続きました。34度を超えると流石に暑く、特に鶏は暑さを敏感に感じて卵を産むのを急激に減らしてしまいました。多い時の5分の1ほどしか産まない日もあり、お届けの数も少なくなってしまいました。これからしばらくは数が少なくなると思います。ご迷惑をおかけしますが、ご了解下さい。
 鶏たちがハァハァと苦しそうに息をしている鶏小屋で、ちょっとしたうれしいことがありました。朝、鴨も一緒にしている小屋に餌を持って入ったところ、どこからかピィピィと小さな鳴き声が聞こえてきました。声のもとを探してみると、産卵箱から聞こえていました。そこはだいぶ前からメスの鶏が卵を抱えている場所でした。そっと近づきながら鶏の羽の中をのぞこうとすると、怒った鶏がつついてきました。それにめげずに鶏の羽を持ち上げてみると、なんとそこにいたのは合鴨のひよこでした。
 実は、鶏小屋の中にいる鴨が産んだ卵を鴨自身に抱かせてみようと集めて置いたのですが、鴨は一向に卵を抱く気配がありませんでした。ちょうどその頃にチャボが産卵箱に入るようになっていたので、チャボに卵を預けるつもりで、全部で5つの卵を産卵箱に入れてみました。最初のうちはチャボが卵を抱いている姿を見かけたのですが、しばらくするとチャボは産卵箱には入らなくなっていました。そのチャボに変わって産卵箱に入ってきたのが1羽の鶏でした。最初は卵を産みに入っただけと思っていたところ、いつ見てもそのまま産卵箱の中に居続けていたのです。
 そして木曜日の朝、鶏の羽の下には全部で3羽の合鴨がいました。そのうちの1羽は今まさに卵から出てきたばかりというように羽も乾いていないところもあって、足どりもよちよちと落ち着いていませんでした。すっかり鶏の事をお母さんだと思い、鶏も出てきた合鴨のヒヨコを子どもと思って世話を焼いています。
【6月の畑の子どもたち】
 日程を変更し、最後の日曜日に畑の子どもたちを開きました。今月は田んぼの草取りです。
草取りをするのは苗代にしていた田んぼです。他の有機の田んぼには除草機や手押し除草機を数回入れていましたが、苗代の田んぼは1度も草取りをしていませんでした。よく見るとびっしりと草が覆っているところが何カ所もありました。
 草取りをする前にまずはどんな草が田んぼにあるのかを観察することにしました。ホタルイ、浮き草、コナギなど、馴染みの草たちがすぐに集まりました。草をじっくりと観察するのは後回しにして、さっそく手押し除草機を使って草取りに挑戦してもらいました。今年で2回目という子もいましたが、泥に足をとられて上手く歩けないため、手押し除草機が思うように動いてくれません。泥の中に深く入りすぎてしまい、回転する部分に泥がたまって押しても動かなかったり、泥をかまずに除草機だけが土の表面をすべっているだけだったり、慣れるまでには少し時間が必要でした。
 田んぼを1往復すると除草機の体験は終了、次は田んぼから見つけた雑草のスケッチに挑戦です。田んぼの中では嫌われ者(人間にとってですけど)の雑草も、よくよく観察すると葉の形が田んぼで生き残るために工夫をしていることが見えてきたり、泥のなかにある根がきれいな白い色をしていたり、葉脈がきれいに見えていたりと、
自然の中で生き抜く雑草たちのたくましさを見ることが出来た気がします。 最後は畑にあるキュウリを収穫してもらいました。四川系のキュウリは収穫する時にごつごつした表面が痛いことにびっくりしていました。とりたてのキュウリは、自家製の味噌や塩、マヨネーズをつけて丸のままガブリとかじってもらいました。やや大きめで収穫したので、1本のきゅうりも子どもたちにとっては相当な大きさのはずですが、おいしいといいながらかぶりついていました。大きめとは言ってもこのキュウリはまだ赤ちゃんと同じで、大きくなると外は黄色く、種も大きくなることを話しました。野菜も赤ちゃんから大人までステージがあることがわかったかな?
ニックネーム gabare at 10:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

717号@田んぼの合鴨 A畑の香り

畑情報
 梅雨らしい天気が続き、畑の作業がはかどらない日が続いています。先週の日曜日にこの辺を襲ったヒョウ混じりの雷雨で、ナスの葉に穴が開いたり、枝が折れたりという被害がでました。ほんの20分ほどでしたが、急に突風が吹いたかと思うと暗くなり、横殴りの雨と雷鳴、そしてヒョウが音を立てて降ってきたのには驚きました。近くの町では突風で屋根瓦が飛ばされるという被害が出た所もあったようです。
 すさまじい雨の中で心配だったのが田んぼの鴨達です。一番最初に合鴨農法を取り入れた時に、田んぼの放したその日に雷があり、音に驚いた鴨達が風で出来たと思われるネットの隙間から逃げ出し、雷が去った後で懐中電灯で草の中の鴨を探したことがあります。今回の雷では休憩場所であるビニール屋根のある小屋で体を寄せ合って嵐を耐えていました。
田んぼに放してからの鴨の成長は目を見張るものがあります。今は、小学校の田んぼに放すために新たに届いた50羽の合鴨を育雛中なのですが、その50羽の鴨を田んぼの一角を囲った所に放すと、声を聞きつけた体の一回り大きな鴨達がちょっかいを出しに寄ってきます。体の大きさを比べると、新しい鴨の倍ほどに成長しているのがわかります。
その鴨達も田んぼ中を泳ぎ回っていますが、それでも草が目立つところが出てきました。一度、動力式除草機をかけ、また今週にもその除草機をかける予定ですが、どうしても株の近くなどはとることができません。手押し式の除草機も使って、動力では使えない縦方向の除草を始めています。草のないところは全く草がありませんが、集中して草が出ているところも多く、早めの対応が必要だと痛感しています。
さて、先週お知らせしたヒヨコの悲劇ですが、その後の1週間は特に外敵が近寄った形跡を見つけることがありませんでした。タヌキ?か何かに襲われて半分になったヒヨコは、襲われた直後はものすごく過敏になっていましたが、今ではだいぶ落ち着いて来ていると思います。鶏やヒヨコの言葉がわかれば真犯人もすぐに割り出せるのですが。とりあえず、しばらくは鶏が騒いだら様子を見に行くことと、ヒヨコ小屋の中を整備して、再び、襲われることがないように気を付けるしかありません。
田植えが終わる頃に収穫を迎えるのが梅です。
去年は100sを越える収穫がありましたが、今年は20sほどでした。梅の木もきちんと管理していないので、収穫の多い年の翌年の収量は少なくなってしまいます。熟して黄色くなった梅の実からは甘酸っぱい香りが漂います。水洗いをし、塩漬けし、土用の頃に漬けてあった梅を天日で干しますが、その時の梅特有の香りが庭中に広がります。
梅の実ほどではありませんが、夏野菜の成長と共に畑も様々な香りに包まれます。トマトの青臭い香りは、共生作物として植えてあるバジルの香りと混じって独特の空間を作っています。畑の隅で勝手に広がっているレモンバームやミントなどの爽やかな香りと太陽をいっぱい浴びたナス、ピーマンなどの夏野菜は、力強い香りを出しているような気がします。
この頃は消臭と称して、化学的な香りを家の中やトイレなどにおくことが多いですが、自然界から感じる香りや臭いを体が感じることが出来なくなってしまうのではと心配です。堆肥やボカシも良い香りがする場合は発酵がきちんと出来ている証拠なのですが、水分が多かったり、雨が吹き込んで水に浸かったりすると、発酵ではなく腐敗へと進んでしまいます。良い状態で作られた堆肥やボカシを畑へ施すのと、腐敗した堆肥を入れるのでは作物の生育にも大きな違いがでてきますし、作物も気持ちよく生長することができません。化学肥料や農薬が多投されている畑と堆肥などで育てている畑の違いのひとつは、その場にいて気持ちいいかどうかです。もちろん人によって感じ方は違うと思いますし、草がいっぱい生えている畑をみるだけで嫌な気持ちになる人も少なくはありませんが、その場にいる作物、昆虫、土の中の生き物、そして育てている人間が気持ちよくなるような畑や田んぼを目指したいです。
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2009年06月20日

716号@鶏の雛受難 A合鴨、田んぼへ

畑情報
 金曜日の朝、その事件は起きました。
いつものように鶏の餌を鶏舎に持っていくと、数羽の中雛が小屋の外に出ているのが見えました。3月の初めに入れてから3か月が経過して、ヒヨコと呼ぶ段階から中雛へと成長しているため、体はヒヨコと成鶏との中間ほどです。前日の夕方に入口の扉の鍵を閉め忘れたかと思って、鶏舎に行くと、中では異様な光景が広がっていました。いつもは餌に群がってくる鶏たちが、小屋の隅の方にいて、床にはたくさんの鶏が横たわっていたのです。何事が起きたのか把握できないまま、まずは小屋の外をうろうろしていた鶏を確保し、小屋に戻しました。そして小屋の周りを探してみると木の間に隠れている鶏や、何者かに食べられた鶏が数羽いるのを見つけました。
 小屋の中に入ると、2〜3羽の鶏は頭を何かに食べられた状態でしたが、残りの鶏はこれといった外傷も見つかりません。1羽1羽、集めてみると合計50羽ほどの鶏が死んでいました。集めながらも目の前の状況が飲み込めず、頭は混乱するばかりでした。
 このひと月ほど夜になると犬が吠え、懐中電灯で鶏小屋の近くをてらすと、小型の動物が逃げていくことが度々ありました。タヌキが出没しているのを見たり、タヌキの溜糞が鶏舎の近くにあるのを確認していたので、タヌキがうろうろしているのはわかっていました。でも鶏を襲うことまでは想像していなかったのです。
 少し落ち着いて、鶏舎の中を見直してみました。側面に張っている金網の一部が持ち上げられ、そこに隙間が出来ていました。タヌキ、野犬、イタチ、何かがその隙間から入り込み、鶏を襲ったのは間違い合いませんが、なんであるかを特定することは出来ませんでした。タヌキは雑食で鳥も食べると言いますが、もしかしたら集団で襲いに来たのかもしれません。
 前日の木曜日、用事で多摩丘陵の方へ出かけました。宮崎監督の「平成ぽんぽこ・・」に描かれていたように開発によって多くの生き物が住処を追われたんだなぁ と思いながら多摩の自然と、そこに建てられた団地や住宅をながめていました。そこに住んでいたであろうタヌキに同情していたのですが、何か裏切られた気分です。
(もちろんタヌキが犯人かどうかはわからないのですが)

 野生の恐ろしさを感じながらも、今年も合鴨を田んぼに放すことができました。最初は雛をコンテナに入れ、それを田んぼに置き、水慣らしをしていました。その後、田んぼにある鴨の休憩小屋の周りを小さく囲い、朝から晩までそこに鴨を放して自由に小屋と田んぼを行き来できるようにしていました。そして田植えが終わった3日後、まずは苗代の周りをネットで囲うと、小屋の所にあった仕切りをはずして苗代全体に鴨を放しました。それまでの狭いところから開放された鴨達はさっそく苗代全体を動き回って水の中に頭を入れては何かを探していました。
 その様子をみながら田んぼ全体に鴨を放す準備を進めました。田んぼ全体をネットで囲うために支柱を立て、ネットをパッカーで留め、ネットの下の部分を田んぼの泥に押し込みました。ネットを張りながら鴨の様子を見ていると、活発に動き回る鴨の中で数羽の鴨が一カ所から動かなくなっているのを見つけました。同じように育った鴨でも個体差があり、他の鴨と一緒に動いているうちに疲れてしまうのでしょうか。気が付いた時には、動かない鴨を捕まえて休憩小屋に戻したり、もとの育雛小屋まで連れ帰ったりしていました。
動き回った後で足の踏ん張りがきかなくなっている鴨もいて、よたよたと動きながらその場に座り込んでしまう状態のものまでいました。
 翌日、苗代に張っていたネットの隅間から外の田んぼに出てしまった鴨が10羽ほどおり、その回収は難しいため、苗代のネットを外して田んぼ全体に放すことにしました。苗代側の田んぼに約30羽、反対側の田んぼには約60羽の鴨がいます。日曜日のヒョウ混じりの豪雨の中も、小屋の中や畦に非難して無事にやり過ごしていました。
これからは野生の動物が鴨を狙わないように気を付けないといけません。
ニックネーム gabare at 09:32| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記

715号@田植えのイベント

畑情報
 前日までの雨降りとは一転して、暑いくらいに晴れた日曜日、田植えのイベントを行いました。
今回は事前の問い合わせも少なくて、参加者もそれほどは多くないと予想していましたが、最終的には大人20数名プラス同じくらいの子どもの参加がありました。子どもたちの年齢も様々で大きい子は小学校の高学年ですが、小さな子は2〜
3才くらいでした。
 今年も苗代にしていた4畝と、毎年手植えをしている8畝の田んぼ2枚で行いました。家の前にあるその他の2枚の田んぼは水曜日に機械での田植えを済ませていたので、今回の手植えが今年の田植えの締めくくりとなりました。
 田植えは印を付けた紐を張って、その印のところに苗を植えるという単純な作業の繰り返しです。横一列になって皆が植え終わるのを待って、紐を30pずつ移動させながら進むので、遅い所があると皆が待っていることになって、時間がかかってしまいます。そこで昨年から8畝の田んぼを途中で区切り、紐を2本張ることにしました。参加人数が少ない時には1人の負担が増えてしまいますが、ある程度の参加者がいる場合は田植えの効率もよくなります。
 1列植えてから次ぎに移動する時に、いちいち距離を測っているのも大変なので、昨年から前日までに紐を移動させる目印となる苗を予め植えておくことにしました。当日は、両端の人が紐を目印の苗に会わせて移動させるだけで良いので、植えた列と列の間が極端に広くなったり、狭くなったりすることも少なくなりました。それでも田植えをするのが始めての人も多く、子どもたちもたくさん参加していたので、場所によっては苗と苗の間が狭かったり、真っ直ぐに植えられていなかったり、ひと株あたりの本数が10本も植えられているような所もありました。あまりひどい所は月曜日に補植したり、本数を少なくしたりする必要がありますが、全体的にきれいに田植えが出来ていたと思います。
 田植えに参加する子どもたちがまず目をやるのが田んぼの中の生き物です。田んぼの中には

カブトエビ、豊年えび、ちいさなオタマジャクシ、
イトミミズ、名前のわからないちいさな生き物がいっぱいいます。好奇心旺盛は子どもたちが、そんな田んぼを放って置くわけがありません。田植え前の準備運動とでも言うように道に寝そべってカブトエビを捕まえたり、ドジョウを発見しては興奮して友達を呼んだりと、テンションは上がる一方でした。
 いよいよ田植え。始めての人に、苗の取り方や植え方を見てもらい、一列になって田んぼへ入ってもらいました。太陽の光で水は暖かめだったため、冷たい水にびっくりすることはありませんでしたが、泥の感触に最初は「うわっ」と声を上げる人もいました。それでも何歩か歩くうちには足の指にまとわりつくような泥が気持ちよくなってきます。田植えをスタートして最初の2〜3列目までは植えるのに苦労していた人も、徐々に感覚をつかむとペースもあがってきます。両端で紐を移動させる人が「いいですかー」と声をかけ、それに「OKです」と答える声のやり取りが時間が経つごとにいい調子になっていくのを感じました。そんな中、今年も元気な子が田んぼに入っていました。小学生達は自分の担当を植えてしまうと、次へ移動するまでに田んぼをばしゃばしゃ動いては生き物を探しています。小さな子どもは流石に田んぼを泳ぐまでは出来ませんでしたが、お父さんやお母さんが植える脇で田んぼの中にしゃがみ込んで気持ちよさそうにしていました。
田んぼから上がると全身泥まみれですが、それが嫌な様子もなく、田んぼのなかで癒されているような雰囲気でした。
 子どもの参加が多くて、お昼までに田植えが終わるか心配していましたが、最後の追い上げもあって、お昼前には田植えを終えることができました。田植え後の田んぼは・・・少し手直しが必要なところもありそうですが、これはまた明日の仕事にして、3升の白米と1升の玄米、大鍋の中辛カレーと小鍋の甘口カレー、野菜サラダとパンケーキ、そしてビールはお腹を空かせた人たちの胃袋へきれいに消えていきました。
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714号@田植えと合鴨 

畑情報
 田んぼから聞こえるカエルの声が大きくなってきました。ここ数日は梅雨?と思うような雨模様の天気が続き、カエルもいっそう元気になっています。ガバレの田んぼには時々、大きなウシガエルが迷い込んでくることもありますが、鳴いているカエルの大部分はアマガエルです。一体、どこにいたのか不思議なほど、田んぼに水が入ると大合唱が始まります。
 10日ほど前から水を入れている合鴨を放す田んぼには、すでにカブトエビや豊年エビが泳いでいます。たくさんのミジンコも見ることができますし、発芽した雑草の小さな芽もちらほらと出現してきました。田植えの前にもう一度代かきをして、発芽した雑草の芽を退治してしまうのですが、毎年のことながら雑草のたくましさを早くも感じています。
 田植えは土、日の2日間で慣行栽培の田んぼ、約1ヘクタールを終えました。生憎の雨模様の中、合羽を着込んでの作業です。あちこちの田んぼで田植機が動いています。機械で植える場合、1人いれば田植えは出来てしまいます。ただ、田植機に苗箱を乗せたり、田植機が旋回した時にできる窪みを平らにならす作業もあるため、効率的に田植えをするには2〜3人は必要です。まだお年寄りが現役で頑張っていますが、週末には家族が手伝っている光景を見かけます。 うちの子どもたちは今では部活に忙しく、田植えの手伝いは全くしなくなりました。今年は、日曜日の朝、雨が降っていたために部活動が中止になった次男を無理やり引っ張り出して、田んぼの手伝いをさせました。最初はいやいやながら付いてきましたが、どうにか午前中いっぱい手伝いをしてくれました。
 さて有機の田んぼですが、今週の半ばには田植えをする予定です。そして日曜日には手植えによる田植えです。田植えを終えたらできるだけ早くに合鴨を放すことができるように準備をしています。今はまだ水慣らしです。収穫用のコンテナに鴨の雛を入れては田んぼに運び、1日ごとに田んぼに入れる時間を長くしています。水面に広がり始めた浮き草が大好きで、コンテナ=浮き草と思っているのか、鴨の小屋に入り、コンテナを置くと我先にと鴨がコンテナに走り込んできます。
田んぼにコンテナをつけると、コンテナの隙間から入ってくる浮き草を競うように食べています。少しくらいの雨なんて問題にならないくらい、田んぼの水面に集中しています。 育雛期間が晴天が多い場合には、鴨達の体長もあまり問題はないのですが、雨が続いて気温も低めだったりすると
問題発生です。実は、外気にならす意味もあって
熱源用の電球をつけるのを止めてみました。昼間、太陽が出ている時は問題なかったの、そのまま夜も電球をつけずにおいたのが失敗でした。明け方
鴨の育雛小屋に行ってみると、2羽の雛がつぶされたようになって死んでいました。それ以降、夜も電気を付けたままにしています。でも、そろそろ田んぼにある鴨の休憩場を利用した水慣らしの時期になってきたので、今週半ばには、鴨達を半日ほど田んぼの小屋で過ごすようにするつもりです。
 畑の状況ですが、田植えの方に比重を置いているうちに、草の勢いがすごいことになっていました。トマトには雨よけの支柱を立てないと行けませんし、ゴーヤの苗も植え頃になっています。
ナスやピーマン、キュウリの整枝や追肥なども気になります。玉ねぎも収穫時期を迎えています。田植えが終わるまでは・・・と、田植えを良いことに作業を先延ばしにしています。じめじめした梅雨ももうすぐです。それまでにやることはまだたくさん残っています。


田植えのお知らせ
6月7日、日曜日、午前9時より。
今年も約8アールと4アールの田んぼで手植えによる田植えを行います。 
植える稲の品種は彩のかがやきです。事前の予約は必要ありません。着替え、帽子等をご用意下さい。
参加費は昼食、飲み物込みで大人1人1500円。皆さんの参加をお待ちしています。
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2009年06月08日

715号@田植えのイベント

畑情報
 前日までの雨降りとは一転して、暑いくらいに晴れた日曜日、田植えのイベントを行いました。
今回は事前の問い合わせも少なくて、参加者もそれほどは多くないと予想していましたが、最終的には大人20数名プラス同じくらいの子どもの参加がありました。子どもたちの年齢も様々で大きい子は小学校の高学年ですが、小さな子は2〜
3才くらいでした。
 今年も苗代にしていた4畝と、毎年手植えをしている8畝の田んぼ2枚で行いました。家の前にあるその他の2枚の田んぼは水曜日に機械での田植えを済ませていたので、今回の手植えが今年の田植えの締めくくりとなりました。
 田植えは印を付けた紐を張って、その印のところに苗を植えるという単純な作業の繰り返しです。横一列になって皆が植え終わるのを待って、紐を30pずつ移動させながら進むので、遅い所があると皆が待っていることになって、時間がかかってしまいます。そこで昨年から8畝の田んぼを途中で区切り、紐を2本張ることにしました。参加人数が少ない時には1人の負担が増えてしまいますが、ある程度の参加者がいる場合は田植えの効率もよくなります。
 1列植えてから次ぎに移動する時に、いちいち距離を測っているのも大変なので、昨年から前日までに紐を移動させる目印となる苗を予め植えておくことにしました。当日は、両端の人が紐を目印の苗に会わせて移動させるだけで良いので、植えた列と列の間が極端に広くなったり、狭くなったりすることも少なくなりました。それでも田植えをするのが始めての人も多く、子どもたちもたくさん参加していたので、場所によっては苗と苗の間が狭かったり、真っ直ぐに植えられていなかったり、ひと株あたりの本数が10本も植えられているような所もありました。あまりひどい所は月曜日に補植したり、本数を少なくしたりする必要がありますが、全体的にきれいに田植えが出来ていたと思います。
 田植えに参加する子どもたちがまず目をやるのが田んぼの中の生き物です。田んぼの中には

カブトエビ、豊年えび、ちいさなオタマジャクシ、
イトミミズ、名前のわからないちいさな生き物がいっぱいいます。好奇心旺盛は子どもたちが、そんな田んぼを放って置くわけがありません。田植え前の準備運動とでも言うように道に寝そべってカブトエビを捕まえたり、ドジョウを発見しては興奮して友達を呼んだりと、テンションは上がる一方でした。
 いよいよ田植え。始めての人に、苗の取り方や植え方を見てもらい、一列になって田んぼへ入ってもらいました。太陽の光で水は暖かめだったため、冷たい水にびっくりすることはありませんでしたが、泥の感触に最初は「うわっ」と声を上げる人もいました。それでも何歩か歩くうちには足の指にまとわりつくような泥が気持ちよくなってきます。田植えをスタートして最初の2〜3列目までは植えるのに苦労していた人も、徐々に感覚をつかむとペースもあがってきます。両端で紐を移動させる人が「いいですかー」と声をかけ、それに「OKです」と答える声のやり取りが時間が経つごとにいい調子になっていくのを感じました。そんな中、今年も元気な子が田んぼに入っていました。小学生達は自分の担当を植えてしまうと、次へ移動するまでに田んぼをばしゃばしゃ動いては生き物を探しています。小さな子どもは流石に田んぼを泳ぐまでは出来ませんでしたが、お父さんやお母さんが植える脇で田んぼの中にしゃがみ込んで気持ちよさそうにしていました。
田んぼから上がると全身泥まみれですが、それが嫌な様子もなく、田んぼのなかで癒されているような雰囲気でした。
 子どもの参加が多くて、お昼までに田植えが終わるか心配していましたが、最後の追い上げもあって、お昼前には田植えを終えることができました。田植え後の田んぼは・・・少し手直しが必要なところもありそうですが、これはまた明日の仕事にして、3升の白米と1升の玄米、大鍋の中辛カレーと小鍋の甘口カレー、野菜サラダとパンケーキ、そしてビールはお腹を空かせた人たちの胃袋へきれいに消えていきました。
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714号@田んぼの生き物 A田植え B合鴨

畑情報
 田んぼから聞こえるカエルの声が大きくなってきました。ここ数日は梅雨?と思うような雨模様の天気が続き、カエルもいっそう元気になっています。ガバレの田んぼには時々、大きなウシガエルが迷い込んでくることもありますが、鳴いているカエルの大部分はアマガエルです。一体、どこにいたのか不思議なほど、田んぼに水が入ると大合唱が始まります。
 10日ほど前から水を入れている合鴨を放す田んぼには、すでにカブトエビや豊年エビが泳いでいます。たくさんのミジンコも見ることができますし、発芽した雑草の小さな芽もちらほらと出現してきました。田植えの前にもう一度代かきをして、発芽した雑草の芽を退治してしまうのですが、毎年のことながら雑草のたくましさを早くも感じています。
 田植えは土、日の2日間で慣行栽培の田んぼ、約1ヘクタールを終えました。生憎の雨模様の中、合羽を着込んでの作業です。あちこちの田んぼで田植機が動いています。機械で植える場合、1人いれば田植えは出来てしまいます。ただ、田植機に苗箱を乗せたり、田植機が旋回した時にできる窪みを平らにならす作業もあるため、効率的に田植えをするには2〜3人は必要です。まだお年寄りが現役で頑張っていますが、週末には家族が手伝っている光景を見かけます。 うちの子どもたちは今では部活に忙しく、田植えの手伝いは全くしなくなりました。今年は、日曜日の朝、雨が降っていたために部活動が中止になった次男を無理やり引っ張り出して、田んぼの手伝いをさせました。最初はいやいやながら付いてきましたが、どうにか午前中いっぱい手伝いをしてくれました。
 さて有機の田んぼですが、今週の半ばには田植えをする予定です。そして日曜日には手植えによる田植えです。田植えを終えたらできるだけ早くに合鴨を放すことができるように準備をしています。今はまだ水慣らしです。収穫用のコンテナに鴨の雛を入れては田んぼに運び、1日ごとに田んぼに入れる時間を長くしています。水面に広がり始めた浮き草が大好きで、コンテナ=浮き草と思っているのか、鴨の小屋に入り、コンテナを置くと我先にと鴨がコンテナに走り込んできます。
田んぼにコンテナをつけると、コンテナの隙間から入ってくる浮き草を競うように食べています。少しくらいの雨なんて問題にならないくらい、田んぼの水面に集中しています。 育雛期間が晴天が多い場合には、鴨達の体長もあまり問題はないのですが、雨が続いて気温も低めだったりすると
問題発生です。実は、外気にならす意味もあって
熱源用の電球をつけるのを止めてみました。昼間、太陽が出ている時は問題なかったの、そのまま夜も電球をつけずにおいたのが失敗でした。明け方
鴨の育雛小屋に行ってみると、2羽の雛がつぶされたようになって死んでいました。それ以降、夜も電気を付けたままにしています。でも、そろそろ田んぼにある鴨の休憩場を利用した水慣らしの時期になってきたので、今週半ばには、鴨達を半日ほど田んぼの小屋で過ごすようにするつもりです。
 畑の状況ですが、田植えの方に比重を置いているうちに、草の勢いがすごいことになっていました。トマトには雨よけの支柱を立てないと行けませんし、ゴーヤの苗も植え頃になっています。
ナスやピーマン、キュウリの整枝や追肥なども気になります。玉ねぎも収穫時期を迎えています。田植えが終わるまでは・・・と、田植えを良いことに作業を先延ばしにしています。じめじめした梅雨ももうすぐです。それまでにやることはまだたくさん残っています。


田植えのお知らせ
6月7日、日曜日、午前9時より。
今年も約8アールと4アールの田んぼで手植えによる田植えを行います。 
植える稲の品種は彩のかがやきです。事前の予約は必要ありません。着替え、帽子等をご用意下さい。
参加費は昼食、飲み物込みで大人1人1500円。皆さんの参加をお待ちしています。
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2009年05月25日

713号@グリーンカーテン定植 A鴨の雛到着 B田植えのお知らせ

畑情報
 乾燥した天気が多く、畑がからからの状態が続いています。日曜日に雨が少し降ったため、野菜も元気を回復したようですが、まだ全体的に乾いている感じです。
 先週のかけだし情報で紹介した中学校のグリーンカーテンの植え付けをしました。PTAの役員さんや教頭先生、教務主任の先生も参加して約2時間の作業となりました。中学生は中間テスト前で部活動が休みだったために残念ながら参加はありませんでした。(本当は一緒に作業できればよかったのですが)
 無償でわけて頂いたコンテナに土をつめるのですが、そのままではコンテナの隙間から土がこぼれてしまうため、底には麻袋を切って敷き、周りは米袋をコンテナの深さに合わせて切ったものを入れました。浄水場から購入してきた土に鶏糞堆肥とボカシ、腐葉土を混ぜて置いたものをコンテナに入れ、それをプレハブ校舎の前に架かっている防球ネットにそって置いていきました。コンテナの重さは20〜30s。慣れない作業と暑さで汗びっしょりになりながら1時間ほどかけて約40個のコンテナを運びました。コンテナの感覚は約2m。その間には麻袋に土をいれたものを置いていきました。そしてコンテナには食用ヘチマ、ヒョウタン3種、ヘチマ、アサガオを植え、麻袋にはニガウリとヘチマを植えました。最後に水をあげて終わりなのですが、水場が遠く、学校にあったジョーロを5つほど持ち出しました。日曜日の雨で苗も根を伸ばしてくれると思いますが、これからの水管理は大変です。できれば梅雨明けまでにある程度葉を繁らせてほしいところです。
 先週の水曜日、今年も合鴨の雛が届きました。まず、ガバレの田んぼに放すものと、知り合いから頼まれたもの合わせて120羽です。6月には小学校の田んぼ用に別の50羽が届く予定です。
鴨が届く日の天気が毎年気がかりなのですが、今年は良く晴れた暑いくらいの日でした。届いた鴨の様子をまず確認すると、1羽だけしっかりと足を踏ん張れない鴨がいましたが、それ以外は元気な鴨達でした。鴨の育雛用に準備した小屋のなかに熱源であるヒヨコ電球をつけた部屋と水や餌用の場所を木の枠で囲って作っておきました。
 着いてしばらく落ち着かせてからその枠の中に鴨を放していくのですが、その時に砂糖水を準備し、1羽ずつ砂糖水を飲ませます。鴨を軽く握った時の感触で、体が弾力のあるものや、思ったよりも体重の軽いものなど、1羽1羽の様子を観察します。しばらく鴨の様子を見ていると、枠の中に放された鴨達は最初は戸惑ったように熱源から少し離れたところでかたまっていましたが、だんだん慣れてくると餌を食べにやってくるものや、水を飲みに出てくるものなどもいて、活発に動くようになってきました。
 お昼過ぎ、到着して始めての水慣らしをしました。収穫用のコンテナに鴨を15羽ずつ入れて苗代へ運び、コンテナごと水につけました。いきなりの水に最初はびっくりした様子でしたが、そこは水鳥、すぐに動き回り、中には水の中に潜るような動きをするものもでてきました。これから田んぼに放すまで天気の状況を見ながら苗代での水浴びをしていきます。水に入れる時間や回数を増やし、慣れてきたら、苗代の端にある鴨の休憩場所の周りをネットで囲ってその中に放すことで、田んぼ全体に放すための訓練をするのです。
 鴻巣周辺でも田植えが始まりました。乾いていた田んぼに水が入り、カエルの合唱も大きくなってきました。田んぼの中ももうすぐ、ミジンコやドジョウなどの生き物がいっぱいになってきます。

田植えのお知らせ
6月7日、日曜日、午前9時より。
今年も約8アールと4アールの田んぼで手植えによる田植えを行います。 
植える稲の品種は彩のかがやきです。事前の予約は必要ありません。着替え、帽子等をご用意下さい。
参加費は昼食、飲み物込みで大人1人
皆さんの参加をお待ちしています。
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712号@百姓も生き物も大忙し A中学校のグリーンカーテン準備

畑情報
 近くを流れる元荒川も堰が閉じられて川の水位が上がりました。昔といっても半世紀以上も前ですが、元荒川はきれいで、子どもたちが川で泳ぎ、エビや魚を捕って小遣い稼ぎをしていたそうです。今では無造作に捨てられた生活用品や買い物袋もあって、川が身近な存在ではなくなってしまいました。それでも下水が整備され、生活排水の流入もへったために水質自体は一時に比べると改善されていると思うのですが、昔のような川に戻るというのは夢でしょうか。
 この時期は天気が安定しない日があり、突然の雷雨もめずらしくありません。先日、用事で訪れていた茨城県では晴れたり、曇ったり、突然強い雨が降ったりと、ころころと変わる天気でした。夕方には黒い雲が近づいてきたと思ったら、激しい雨と一緒に大きな氷の塊が降ってきました。この突然の降雹に、植えたばかりの夏野菜に被害がでてしまった農家もありました。
 内陸にあたる鴻巣あたりは、比較的晴天率が高い地域です。車で20分ほど走った所で激しい雷雨が降っていても、自宅に戻ってくるとほとんど地面が濡れていないという事も良くあります。天気予報で雨となっていても、期待はずれということも多く、がっかりしながらジョーロなどで野菜に水をあげることになります。数日前ですが、植え付けをしてから数日過ぎたピーマンの苗が全体的に傾いでいる気がして見に行きました。植えてからトンネルをして不繊布をかけていたので、風にあおられた・・という訳ではなさそうだと思って、地面をみると、そこにはモグラが苗の真下を通り抜けていた跡がありました。根元をかすめているところは良かったのですが、根元の真下を通っているところは苗が持ち上がり、根鉢も見えてしまって、萎れる寸前でした。慌てて植え直し、他の苗ももう一度しっかりと押さえ直しましたが、そのまましばらく放って置いたら枯れてしまうところでした。苗に害を与えるのはモグラだけではありません。斜め植えしたトマトが3本ほど
元気がなく萎れかけていました。よく見ると、根元が折れてしまっています。明らかに何かが故意に折った跡がありました。もしやと思って土を掘り返してみると、やはり大きなネキリ虫が顔を出しました。人参の種を運ぶアリもいたり、生き物の動きが活発な季節であることを改めて感じています。
 中学校の仮設校舎にグリーンカーテンを設置する準備を進めています。初期の生育が悪く、半数近くが枯れてしまったヘチマは、もう一度まき直したものが植え頃に成長してきました。ヒョウタンはすでに巻きつるも出始めています。ニガウリはまだ小さめですが根もしっかりしてきました。全長80mの防球ネットが仮設校舎にかかっているので、そのネットを利用します。問題は土です。ヘチマ、ヒョウタン、ニガウリなどで80本近い苗を植えるには土も相当量が必要になります。校庭の土は固く、掘り返すのも大変なので
プランターを昨年は使いました。でも小さなプランターでは苗が校舎を覆うまでに成長できませんでした。今年は麻袋と、大きめのプランターを使って苗がゆったりりと根を伸ばせるようにします。そのために浄水場で発生する浄水発生土と呼ばれる土を基本に使うことにしました。浄水場で浄水処理過程で排出される泥で、トンあたり
100円です。窒素が多く、リンが不足しているために、堆肥やリン酸肥料、腐葉土などを混ぜる必要があります。有機として使えるかどうかは確認していませんが、予算の少ないPTAの活動としては安価な土は魅力です。植え付けは23日を予定しています。また生育具合を報告します。

田植えのお知らせ
6月7日、日曜日、午前9時より。
今年も約8アールと4アールの田んぼで手植えによる田植えを行います。 
植える稲の品種は彩のかがやきです。事前の予約は必要ありません。着替え、帽子等をご用意下さい。
参加費は昼食、飲み物込みで大人1人
皆さんの参加をお待ちしています。
ニックネーム gabare at 09:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

711号@暑い初夏 A伊奈学園 野菜草花

畑情報
 「今の季節は何?」と思わず聞きたくなるような暑い日曜日でした。大型連休の終わりは雨続きで、思うように野菜の定植が進みませんでした。ようやく天気になった土曜日も午後から用事が入ってしまい、午前中にオクラをトレイから畑へ植えつけ、ピーマンの定植をしているうちに時間となってしまいました。
 日曜日は早朝から消防団の集まりがあり、帰ってきてから畑にトマトを植える作業をしていました。トマトの苗をハウスから運んで来るだけで汗がでてきました。植え付けをしながらも汗が流れ落ちてきます。陽射しがものすごく強いわけでもないのにと思いながら天気予報を見ると、日曜日の最高気温は熊谷で32度と言っているではないですか。育苗ハウスの中にある野菜もたっぷりと水をあげたのに、ポットの土の表面はかわいてしまっていますし、鶏小屋の鶏たちも日陰を求めて集まっていました。流石に夕方になると涼しくなってはきましたが、体の中に熱がこもっている感じです。
 汗を流しながら植え付けをしたトマト、今年はトマトの根元にネギの苗も一緒に植えました。トマトの根腐萎ちょう病に効果があるということです。畝と畝の間にはバジルを植える予定です。
トマトとバジルは相性が良いと言われています。
畑でも、料理でもトマトとバジルは良い組み合わせとなります。
 今年はいろいろな種類のハーブを育てようと思っています。育苗ハウスのある畑の北面は篠竹の勢いが強く、年々畑への侵入が広がっていました。上にでてきたものを刈っても地下茎がどんどんと伸びてしまうため、気がつくと畑のあちこちから篠が顔を出している、ということになっていたのです。それをこの冬の間に、ヒロミが手にまめを作りながら篠を刈り、根を掘り起こして再び畑として復活させました。その一角に小さなハーブ畑を作りました。苗は買ってきたものなのですが、ステビア、ローズマリー、スィートマジョラム、ミント2種、サラダバーネット、カレープラント、オレガノ、ラベンダー、カモマイル等を植え付けました。上手く育ったら種をとったり、株分けしたりしながら増やす予定です。

 ヒロミの伊奈学での授業は5年目を迎えました。野菜草花という選択授業は、全部で3講座、80名近くの生徒が選択している人気講座です。後の二つの講座は、杉戸農業高校で農場長をなさっていた鈴木先生が担当されています。生徒達は、普通科の生徒なので家が農家という人以外は農業の経験はありません。
今年は、27名の生徒と一年間を過ごすことになります。ヒロミの授業のある金曜日の午後は、鈴木先生の講座と同時進行なので、畑には54名の生徒が入ります。
授業の前に大変なのが、地割りです。連作障害を避けるために、ナス科の野菜を軸にして、畑の地割りを考えていきます。栽培の方法は、それぞれの先生が決めます。ヒロミは有機資材を使って有機の方法で作りますが、他の先生は慣行栽培です。畑の面積が限られているために、残念ながら有機と慣行栽培の畑をわけることは出来ません。
でも、そこは生徒達に農業を体験してもらい、興味を持ってもらうことを第一の目的として協力しながらやっています。(話し合いながら、農薬の使用は最小限にして、有機の資材や生物農薬などを使ってもらうようにお願いしています。)
毎年、一学期は大忙しです。前年度の2学期に作った大根やキャベツ白菜などがそのままになっていますので、それを片づけるところから授業は始まります。普段、やったことのない作業で、生徒達は、「きつい」を連発しています。
先週は雨の中、ナスとトマトとピーマンとキュウリの定植をしました。キュウリ以外の苗は、杉戸農業高校で仕立てたものを購入しています。苗ものは、天気に関係なく届いてしまうので、先延ばしにすることが出来ません。みんな、最後はずぶぬれになって作業を終えました。「なんか大変だけど、こういうの楽しい。」生徒の声が聞こえました。
苦労をして耕した畑には愛着が湧くようで、何度も見に行く生徒もいるようです。
ニックネーム gabare at 09:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記